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Bear On Stairs

Stop-motion looping animation by DBLG uses 3D printing to create models for each frame of a bear climbing stairs - video embedded below:

DBLG’s in-house studio projects are a platform for us to experiment with creative ideas and above all have fun. For The Stairs Project we wanted to explore the use of stop frame animation with 3D printing.

More at DBLG here

 スクワイアの「宣言的記憶仮説」によると海馬の主要機能は、

1) 長期記憶の形成
2) 事実(意味記憶)や出来事(エピソード記憶)に関する宣言的記憶を司る
3) 機能不可分な側頭葉内側部システムの一部として記憶の形成とその初期貯蔵に働く
4) さらに記憶を徐々に大脳皮質に転送固定させ古い記憶の想起にはもはや必要とされない

とされる。

 しかし最近ではこの仮説の詳細に疑問を呈するデータが多い。サルの海馬を破壊しても遅延非見本合わせ課題で障害されなかったとの報告や、有名なH.M.は以前の報告とは異なり意味記憶を十分獲得できるという報告が最近なされ、エピソード記憶が障害されているにもかかわらず意味記憶の獲得は正常だったという思春期健忘例の報告がある。

 つまり「意味記憶に関しては、海馬は関わっておらず、意味記憶とエピソード記憶は機能不可分ではない」のではないかという疑問である。

 多くの研究者は明示的記憶は刺激を最初に処理した皮質のシステムに貯えられ、海馬はその貯蔵システムに指示をを与えるのに必要なのだと考えている。たとえば、視覚的な場面の記憶がつくられるには、知覚情報が皮質視覚野から海馬周囲領域に送られ、それから海馬の回路に入ることが必要だ。処理された信号、つまり記憶はそのあと、海馬周囲領域を通って皮質視覚野にフードバックされるという。
・・・
記憶は当初は海馬に起きたシナプス変化によって貯蔵される。刺激となった状況のある側面がふたたび起きると、海馬が関与して、最初の刺激のときに起こった皮質の活性化パターンが再現される。再現のたびに皮質のシナプスが少しづつ変化する。再現は海馬に依存しているので、海馬が損傷されると最近の記憶が損なわれる。しかしすでに皮質に確立している旧い記憶は影響を受けない。


そして記憶の転送(定着)は、睡眠中に起こると考えている。

・・・などの研究者たちは、記憶の定着は眠っている間に起こる、とりわけ、情報がインターリーブされて皮質のネットワークに少しずつ入っていくのは、睡眠中の出来事だと考えている。近年の研究はこの考えを裏づけしている。たとえばウィンソンとマクノートンはラットの海馬でのニューロンの活動を記録した。技術的に洗練された手法により、彼らはラットが新しい環境を探索しているときの、海馬のニューロンの活動パターンを精密に確認することができた。やがて、ラットが眠りにつくと、その神経活動パターンが海馬で繰り返されているようだった。

言い換えると以下のとおり。

1) A箱の環境記憶痕跡をマウスの海馬に形成させ、光感受性タンパク質で標識

2) このマウスをB箱に入れ、A箱の環境記憶の細胞群に光をあてると同時に、弱い電気刺激を足に与える

3) A箱に入れても恐怖反応(すくみ)を示した

4) A箱のエングラムに対応した細胞群を光刺激しただけで、恐怖反応が生じた

その後B箱に入れた場合、恐怖反応は示すのだろうか?