wonderful opportunity★

他の物で例えるのが難しいので直接説明すると、削り出しというのは単純に物を削って作る。一方、一般的な大量生産物は「型」に入れてぱかっと開いて作るか、あるいは打ち抜いたり曲げたりして作る。

形状によっては、型で作った物と、削り出しで作った物ではほぼ全く同じ物が作れる。

例えばA4くらいの大きさのアルミ板、厚み3mmがあったとしよう。
型で ばこん と穴を打ち抜いた物
削り出しで チュイィィィイン と穴を開けた物
ほとんど同じものが作れると思って良い。

違いは何なのか。
型で打ち抜くのが0.1秒くらいに対して削り出しは1秒かかる。

つまり、話を簡単にすると加工にかかる時間が10倍かかる。
同じ数の物を作ろうとしたら、10倍機械と人を投入するか、10倍時間を掛けるかということになり、つまるところ10倍お金がかかる。(話を簡素化した)

これが「現実的でない」理由で、少なくとも
「これだけの数を」「これくらいの期間で」売りたいと
決めた場合は10倍時間を掛けられないので
加工機械の初期投資が半端ではない。
その分を製品に上乗せしないと少なくともハードウェアでは
利益が出ない じゃあそこまで上乗せして意味あるの
無い みたいになるのが普通。

じゃあ何故Appleは削り出しなのか。
・「型」では作れない形状が作れる。
 特に、つなぎ目無い部品を作るなら
 削り出す以外の製法は非常に限られ形に制約が多い
 (逆に削り出しでは作れない形状もある)
・工作機械の使用方法、コストの掛け方にもよるが、
 より精密な寸法精度を追い求められる
がたぶん理由だ

それで、このMac miniの新型。
CDケースくらいのサイズで厚み36mm、
おそらく背面の開口部分から、
ほとんど全て削っているとしか考えられない。

つまり■ を コ みたいな状態まで削っている。
うわあこれほとんど加工だよ、と。深いよ削り量が。

この画像の面から、奧の方向に正面を残して全て削っている感じ。

しかし、おそらくここにからくりはない。
ただただ単純に削り出していると確信する。
もちろん加工時の熱による変形など量産にあたっての複数の傷害が
立ちはだかっていただろう事は容易に想像できるが、
魔法のような技術はそこには存在しないだろう。

Mac book Proだけでなく複数のラインナップで削り出しを利用することで
多額になっていると思われる切削機械の初期投資額が薄まる。

複数ラインナップでの削りだし筐体(ユニボディ)が
数年前から計画され工作機械への投資が行われたのか
あるいは余っている工作機械を使うためにプロダクトデザインが行われたのか、
はたまた神の一声で導入されたのか定かでないが、

いずれにせよここまでの力業を導入した、という事そのものがすごいし、
さらにこの深さまで削り出すという事は(既にMac Book Proでものすごい削りを
行っていると言うことを知っていたとしても)
プロダクトデザインを行っている人、外装設計を行っている人には
再度驚愕しうる内容であり、かつちょっとかなわないイメージすらある。

Unibody 【切削】外装エンジニアとしてのMac mini 【上等】 by [EWYC] View Larger

他の物で例えるのが難しいので直接説明すると、削り出しというのは単純に物を削って作る。一方、一般的な大量生産物は「型」に入れてぱかっと開いて作るか、あるいは打ち抜いたり曲げたりして作る。

形状によっては、型で作った物と、削り出しで作った物ではほぼ全く同じ物が作れる。

例えばA4くらいの大きさのアルミ板、厚み3mmがあったとしよう。
型で ばこん と穴を打ち抜いた物
削り出しで チュイィィィイン と穴を開けた物
ほとんど同じものが作れると思って良い。

違いは何なのか。
型で打ち抜くのが0.1秒くらいに対して削り出しは1秒かかる。

つまり、話を簡単にすると加工にかかる時間が10倍かかる。
同じ数の物を作ろうとしたら、10倍機械と人を投入するか、10倍時間を掛けるかということになり、つまるところ10倍お金がかかる。(話を簡素化した)

これが「現実的でない」理由で、少なくとも
「これだけの数を」「これくらいの期間で」売りたいと
決めた場合は10倍時間を掛けられないので
加工機械の初期投資が半端ではない。
その分を製品に上乗せしないと少なくともハードウェアでは
利益が出ない じゃあそこまで上乗せして意味あるの
無い みたいになるのが普通。

じゃあ何故Appleは削り出しなのか。
・「型」では作れない形状が作れる。
 特に、つなぎ目無い部品を作るなら
 削り出す以外の製法は非常に限られ形に制約が多い
 (逆に削り出しでは作れない形状もある)
・工作機械の使用方法、コストの掛け方にもよるが、
 より精密な寸法精度を追い求められる
がたぶん理由だ

それで、このMac miniの新型。
CDケースくらいのサイズで厚み36mm、
おそらく背面の開口部分から、
ほとんど全て削っているとしか考えられない。

つまり■ を コ みたいな状態まで削っている。
うわあこれほとんど加工だよ、と。深いよ削り量が。

この画像の面から、奧の方向に正面を残して全て削っている感じ。

しかし、おそらくここにからくりはない。
ただただ単純に削り出していると確信する。
もちろん加工時の熱による変形など量産にあたっての複数の傷害が
立ちはだかっていただろう事は容易に想像できるが、
魔法のような技術はそこには存在しないだろう。

Mac book Proだけでなく複数のラインナップで削り出しを利用することで
多額になっていると思われる切削機械の初期投資額が薄まる。

複数ラインナップでの削りだし筐体(ユニボディ)が
数年前から計画され工作機械への投資が行われたのか
あるいは余っている工作機械を使うためにプロダクトデザインが行われたのか、
はたまた神の一声で導入されたのか定かでないが、

いずれにせよここまでの力業を導入した、という事そのものがすごいし、
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